曲げ木とは

飛騨産業は曲げ木から始まった日本を代表するキツツキマークがトレードマークの家具メーカーです。

曲げ木加工とは、優雅で美しい曲線を作り出すのはもとより、木理を通すことで、強くしなやかな形状を作り出すことができ、さらに削り出す加工に比べ、木材を無駄なく利用できる、用と美を兼ね備えた技法のことです。

 

飛騨産業では大正9年(1920年)に、それまで無用とされてきたブナ材の活用に着目し、「飛騨の匠」で知られる伝統技術を基に町の有志たちが西洋の曲木椅子をつくり始めました。以来100余年、日本の曲木家具の先駆者として、数々のロングセラーを世に送り出し続けています。